サントリーオールドとリザーブの違い|原材料・度数・容量・表示を比較 - Guide of Whisky
サントリーオールドとスペシャルリザーブを原材料・度数・容量・公式表示から比較する図

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サントリーオールドとリザーブの違い|原材料・度数・容量・表示を比較

2025年9月12日

 

サントリーオールドと「サントリーウイスキー スペシャルリザーブ」は、どちらもサントリーの公式商品情報に掲載されているウイスキーです。現行品の原材料は、いずれも「モルト、グレーン」、容量は700mlですが、アルコール度数やメーカーが説明するキーモルトなどに違いがあります。

基本となる700ml瓶では、オールドのアルコール度数は43%、スペシャルリザーブは40%です。また、オールドはスパニッシュオーク樽で熟成したキーモルト、スペシャルリザーブは白州モルトについてメーカーによる説明があります。

この記事では、両製品の優劣や人気を評価するのではなく、現行品の正式商品名、品目、原材料、アルコール度数、容量、キーモルト、発売時期、ジャパニーズウイスキー表示基準への適合を比較します。さらに、ラベルと公式商品情報を使って見分ける手順を整理します。

注意:商品仕様、ラベル表示、メーカーの商品説明は変更される場合があります。この記事の情報だけで判断せず、手元のラベルとサントリーの最新商品情報も確認してください。香味に関する記述は、個人の評価ではなくメーカーの説明として扱います。

この記事で確認できること

  • サントリーオールドとスペシャルリザーブの正式商品名と分類
  • 原材料・アルコール度数・容量の共通点と違い
  • メーカーが説明するキーモルトの違い
  • 発売時期とジャパニーズウイスキー表示の関係
  • ラベルと公式商品情報を使った見分け方

 

サントリーオールドとリザーブの分類・原材料・度数・容量

サントリーオールドとサントリーウイスキー スペシャルリザーブは、現行の公式商品情報では、どちらも品目が「ウイスキー」、原材料が「モルト、グレーン」、容量が700mlです。

共通する項目がある一方、アルコール度数はオールドが43%、スペシャルリザーブが40%です。まず、ラベルと公式情報で確認できる基本仕様を比較します。

オールドとスペシャルリザーブに共通する品目・原材料・容量と異なるアルコール度数を示す図

 

現行品の正式商品名と品目を確認する

現行品の正式商品名は、「サントリーオールド」と「サントリーウイスキー スペシャルリザーブ」です。「サントリーリザーブ」や「リザーブ」は、一般にスペシャルリザーブを短く表す呼び方として使われています。

現行品として「リザーブ」と「スペシャルリザーブ」という別々の2製品が販売されているという意味ではありません。販売ページや手元の商品を確認するときは、ボトル本体に記載された正式商品名を基準にします。

両製品とも、サントリーの公式商品情報では品目が「ウイスキー」とされています。モルト原酒とグレーン原酒を組み合わせた製品は、一般的なタイプ分類ではブレンデッドウイスキーと呼ばれます。

ただし、メーカーの商品ページで確認できる品目表示と、一般的なタイプ分類は分けて理解する必要があります。

 

原材料はどちらも「モルト、グレーン」

両製品の原材料欄には、いずれも「モルト、グレーン」と表示されています。原材料表示だけでは、オールドとスペシャルリザーブを見分けることはできません。

確認項目サントリーオールドスペシャルリザーブ
正式商品名サントリーオールドサントリーウイスキー スペシャルリザーブ
品目ウイスキーウイスキー
一般的なタイプ分類ブレンデッドウイスキーブレンデッドウイスキー
原材料モルト、グレーンモルト、グレーン
アルコール度数43%40%
公式掲載容量700ml700ml
年数表示なしなし

原材料欄が同じでも、構成原酒の種類、配合比率、熟成に使われた樽、製品全体の香味設計まで同じであることを意味しません。

公式に公表されていない配合比率や各原酒の熟成年数を、原材料表示だけから推測することはできません。メーカーが説明するキーモルトについては、次のH2で分けて確認します。

 

オールドは43%、スペシャルリザーブは40%

現行の700ml瓶では、オールドのアルコール度数は43%、スペシャルリザーブは40%です。どちらも容量は700mlですが、同じ量を量った場合の純アルコール量には差があります。

純アルコール量は、「摂取量(ml)×アルコール度数÷100×0.8」で概算できます。30mlで計算すると、次のようになります。

  • サントリーオールド:30ml×0.43×0.8=約10.3g
  • スペシャルリザーブ:30ml×0.40×0.8=9.6g

同じ30mlなら、43%のオールドの方が純アルコール量は約0.7g多くなります。ただし、アルコール度数の高低は、品質や香味の優劣を示すものではありません。

旧製品では、現行品と異なる容量やアルコール度数が使われている場合があります。現行品を比較するときは、商品名だけで判断せず、手元のラベルに記載された度数と内容量も確認してください。

商品名・品目・原材料・度数・容量は2026年9月4日に確認。出典:サントリー「サントリーオールド」サントリー「サントリーウイスキー スペシャルリザーブ 700ml瓶」

 

キーモルト・発売時期・公式表示の違い

サントリーオールドとスペシャルリザーブは、原材料欄だけでは区別しにくい製品です。一方、メーカーが説明するキーモルト、発売時期、アルコール度数には違いがあります。

ここでは、サントリーの公式情報で確認できる内容と、公式情報だけでは分からない内容を分けて整理します。

オールドとスペシャルリザーブのキーモルト・発売年・度数・表示基準を比較する図

 

メーカーが説明するキーモルトが異なる

キーモルトとは、ブレンデッドウイスキーの香味設計で中心的な役割を持つモルト原酒を指す表現です。キーモルトが示されていても、その原酒だけで製品が造られているという意味ではありません。

サントリーは、オールドについて、かつてキーモルトとして使われていたスパニッシュオーク樽で熟成した原酒を強化した製品と説明しています。

スペシャルリザーブについては、味わいの決め手となるキーモルトに白州モルトを採用した製品と説明しています。

確認項目サントリーオールドスペシャルリザーブ
メーカーが説明するキーモルトスパニッシュオーク樽で熟成した原酒を強化白州モルトを採用
原材料欄モルト、グレーンモルト、グレーン
配合比率公式商品情報では確認できない公式商品情報では確認できない
構成原酒の熟成年数年数表示なし年数表示なし

「スパニッシュオーク樽」と「白州モルト」は、原材料欄の「モルト、グレーン」とは別の情報です。前者は樽や原酒の特徴、後者は蒸溜所に由来するモルト原酒の説明に関係します。

また、メーカーは、すべての構成原酒、各原酒の配合比率、熟成年数まで公表しているわけではありません。キーモルトの説明だけから、製品全体の構成を断定することはできません。

 

オールドは1950年、スペシャルリザーブは1969年に発売

サントリーオールドは1950年、スペシャルリザーブは1969年に発売されました。オールドがスペシャルリザーブより19年早く登場しています。

製品発売年現在の公式情報で示される特徴
サントリーオールド1950年スパニッシュオーク樽で熟成した原酒を強化
サントリーウイスキー スペシャルリザーブ1969年キーモルトに白州モルトを採用

発売年は、製品が登場した時期を示す情報です。現在販売されている商品の中身が発売当時から一度も変更されていないことや、発売時期が早い製品ほど品質が高いことを示すものではありません。

現行品を比較するときは、発売年によるイメージではなく、現在の原材料、アルコール度数、容量、メーカーの商品説明を基準にします。

 

両製品ともジャパニーズウイスキー表示基準に合致

サントリーの現行商品情報では、オールドとスペシャルリザーブのどちらについても、日本洋酒酒造組合が定める「ジャパニーズウイスキーの表示基準に合致した製品」と明記されています。

この表示基準では、「ジャパニーズウイスキー」などの特定の用語を表示するため、原材料、国内での製造、蒸留条件、日本国内での貯蔵、瓶詰め場所、瓶詰め時のアルコール度数などが定められています。

確認項目サントリーオールドスペシャルリザーブ
ジャパニーズウイスキー表示基準合致するとメーカーが明記合致するとメーカーが明記
アルコール度数43%40%
年数表示なしなし

日本洋酒酒造組合の表示基準は、業界団体が定めた自主基準です。酒税法上の品目としての「ウイスキー」と、「ジャパニーズウイスキー」という特定用語の表示条件は、同じ制度ではありません。

また、両製品が表示基準に合致していることは、どちらか一方の品質が高いことを示すものではありません。両製品の違いは、アルコール度数やメーカーが説明するキーモルトなどから確認します。

キーモルト・発売時期・表示基準への適合は2026年9月4日に確認。出典:サントリー「サントリーオールド」サントリー「サントリーウイスキー スペシャルリザーブ 700ml瓶」サントリー「研究開発の歴史」日本洋酒酒造組合「ウイスキーにおけるジャパニーズウイスキーの表示に関する基準」

 

ラベルでサントリーオールドとリザーブを見分ける方法

サントリーオールドとスペシャルリザーブは、品目、原材料、容量が共通しているため、「ウイスキー」「モルト、グレーン」「700ml」という表示だけでは見分けられません。

正式商品名、アルコール度数、JANコードなどを順番に確認し、サントリーの公式商品情報と照合します。

正式商品名・品目・原材料・度数・容量・JANコードを公式情報と照合する手順図

 

正式商品名とアルコール度数を確認する

最初に、ボトルの表面または裏面に表示された正式商品名を確認します。販売店による省略名や通称ではなく、ボトル本体の表示を基準にします。

  • サントリーオールド:アルコール度数43%
  • サントリーウイスキー スペシャルリザーブ:アルコール度数40%

「リザーブ」は、一般に「サントリーウイスキー スペシャルリザーブ」を短く表す呼び方です。現行品として「リザーブ」と「スペシャルリザーブ」という別々の2製品があるという意味ではありません。

現行の国内向け700ml商品では、43%と40%という度数の違いが、両製品を見分ける手掛かりになります。ただし、過去の商品や限定仕様では度数が異なる可能性があるため、度数だけで断定しないようにします。

 

品目・原材料・容量・JANコードを照合する

両製品とも、品目は「ウイスキー」、原材料は「モルト、グレーン」、現行の公式掲載容量は700mlです。共通項目だけでは区別できないため、商品名と度数に加えてJANコードも確認します。

確認する表示サントリーオールドスペシャルリザーブ見分ける際の注意点
正式商品名サントリーオールドサントリーウイスキー スペシャルリザーブ販売店の省略名ではなく、ボトル本体を確認する
品目ウイスキーウイスキー共通するため、品目だけでは区別できない
原材料モルト、グレーンモルト、グレーン原材料表示も共通する
アルコール度数43%40%現行品を見分ける主な手掛かりになる
公式掲載容量700ml700ml容量が同じため、商品名と度数も確認する
JANコード公式商品情報と照合公式商品情報と照合商品を識別する番号として確認する
キーモルトの説明スパニッシュオーク樽で熟成した原酒を強化白州モルトを採用通常の原材料欄では確認できないため、公式商品情報を見る

JANコードは商品を識別するための番号です。コードだけを単独で検索するのではなく、サントリーの商品情報に掲載された正式商品名、内容量、容器と一致するかを確認します。

 

ラベルと公式商品情報を順番に確認する

手元の商品は、次の順序で確認すると取り違えを防ぎやすくなります。

  1. 表面ラベルで正式商品名を確認する
  2. 裏面ラベルで品目と原材料を確認する
  3. アルコール度数を確認する
  4. 内容量と容器を確認する
  5. JANコードを確認する
  6. サントリーの公式商品情報と照合する

キーモルトや樽原酒の情報は、通常の原材料欄だけでは確認できない場合があります。原材料表示とメーカーの商品説明を分けて確認してください。

また、国内メーカーの商品であることや、日本を連想させる商品名だけを理由に、ジャパニーズウイスキー表示基準への適合を判断することはできません。オールドとスペシャルリザーブについては、サントリーの公式商品情報で表示基準に合致した製品であることを確認できます。

旧製品では、正式商品名、度数、容量、社名などが現行品と異なる場合があります。旧ボトルの年代や「特級」表示については、本記事の現行品比較とは分けて確認する必要があります。

商品名・品目・原材料・度数・容量・表示基準への適合は2026年9月4日に確認。出典:サントリー「サントリーオールド」サントリー「サントリーウイスキー スペシャルリザーブ 700ml瓶」

 

まとめ|オールドとリザーブは度数とキーモルトが異なる

  • 現行品の正式商品名は「サントリーオールド」と「サントリーウイスキー スペシャルリザーブ」である
  • 「リザーブ」は、一般にスペシャルリザーブを短く表す呼び方として使われる
  • 両製品とも品目はウイスキー、原材料は「モルト、グレーン」、公式掲載容量は700mlである
  • アルコール度数は、オールドが43%、スペシャルリザーブが40%である
  • オールドはスパニッシュオーク樽で熟成した原酒、スペシャルリザーブは白州モルトについてメーカー説明がある
  • オールドは1950年、スペシャルリザーブは1969年に発売された
  • 両製品とも、ジャパニーズウイスキーの表示基準に合致した製品であることが公式情報に明記されている

品目、原材料、容量は共通しているため、それらの表示だけでは両製品を見分けられません。現行の国内向け700ml商品では、正式商品名とアルコール度数が分かりやすい相違点です。

キーモルトや樽原酒については、ラベルの原材料欄だけでは確認できない場合があります。手元の商品表示とメーカーの公式商品情報を分けて確認してください。

 

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この記事の調査方針

この記事では、サントリーオールドとサントリーウイスキー スペシャルリザーブの現行品について、サントリーの公式商品情報と日本洋酒酒造組合の表示基準を優先して確認しました。

  • 正式商品名、品目、原材料、容量、アルコール度数はメーカーの現行商品情報を基準にする
  • キーモルトや香味に関する記述は、メーカーの商品説明として扱う
  • 公式に公表されていない配合比率や構成原酒の熟成年数は推測しない
  • 原材料表示とキーモルトに関するメーカー説明を区別する
  • 酒税法上の品目と、ジャパニーズウイスキーの表示基準を区別する
  • 発売年と現在販売されている商品の仕様を分けて扱う
  • 旧ボトルの表示や仕様を現行品へそのまま当てはめない
  • 価格、口コミ、人気によって両製品の優劣を決めない

商品仕様、ラベル表示、メーカーの商品説明は変更される場合があります。実際の商品を確認するときは、本記事の記載だけで判断せず、手元のラベルとメーカーの最新商品情報を照合してください。

 

参考情報一覧

参考情報の最終確認日:2026年9月4日

 

更新履歴

  • 2026年9月4日:現行商品情報を再確認し、記事の役割をオールドとスペシャルリザーブの比較に整理。H1、冒頭文、比較表、キーモルト・発売時期・公式表示、ラベル確認手順、関連記事、参考情報を更新。
  • 2026年7月27日:公式商品情報をもとに、分類・原材料・度数・容量・キーモルトに関する記述を更新。
  • 2025年9月12日:初回公開。

 

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