日本のウイスキー史に燦然と輝く新たな伝説が、いま幕を開けました。
サントリーウイスキー「響40年」が、2025年5月に世界でわずか100本という極めて限られた数量で抽選販売され、ウイスキー愛好家やコレクターの間でかつてないほどの大きな注目を集めています。
その価格はまさに破格であり、多くの人々のため息を誘いました。
しかし、この一本のウイスキーが持つ真の価値を理解するためには、いくつかの基本的な知識が鍵となります。
そもそもウイスキーって何?という素朴な疑問から、世界的な名作として愛され続ける響きってどんなウイスキーなのか、その哲学と魅力に深く迫ります。
この記事では、ジャパニーズウイスキーの双璧をなす人気の響と山崎のどっちが高いか、定価と市場価値の両面から比較しつつ、まことしやかに囁かれるサントリーの響は生産中止になったのかという噂の真相を明らかにします。
さらに、ウイスキーファンの間で長年の謎とされる、幻の響 50年は存在するのか?といった疑問にも、確かな情報源を基に答えていきます。
また、近年のウイスキー人気を象徴する100周年記念の響と抽選販売についての詳細を振り返りながら、今回登場した「響40年」について、発表された定価はいくらですか?
そして、現実的に市場ではいくらで買えますか?といった、誰もが知りたい価格に関する情報を徹底的に深掘りします。
2025年に行われた抽選販売の具体的な内容から、今後の資産価値を占ううえで重要な、気になる転売価格とオークションでの価格推移まで、あらゆる角度から「響40年」の全貌を徹底的に解説します。
この記事を読むことで、以下の点について理解が深まります。
記事のポイント
- 「響」というウイスキーの基本的な特徴と歴史
- 「響40年」の公式な定価と抽選販売の詳細
- オークションなど二次市場での現在の価値と価格動向
- 「響」ブランドに関する生産状況やラインナップの疑問
響の頂点、サントリー ウイスキー 響 40 年とは

ウイスキーガイド イメージ
この章では、「響40年」を理解するための基本を解説します。
「響」の歴史や特徴、山崎との違いや生産状況の噂を知りたい方はぜひ参考にしてください。
ポイント
- そもそもウイスキーって何?
- 名作、響きってどんなウイスキー?
- 響と山崎のどっちが高いか比較
- サントリーの響は生産中止になったのか
- 幻の響 50年は存在するのか?
- 100周年記念の響と抽選販売について
そもそもウイスキーって何?

ウイスキーガイド イメージ
ウイスキーとは、一言で言えば「穀物を原料とする樽熟成の蒸留酒」です。
具体的には、大麦やライ麦、トウモロコシといった穀物を糖化・発酵させて醸造酒を造り、それをさらに蒸溜することでアルコール度数を高め、最終的に木製の樽で寝かせて完成します。
この基本的な製造工程は世界共通ですが、その定義は各国の法律によって細かく定められています。
日本では、酒税法において「発芽させた穀類及び水を原料として糖化させて、発酵させたアルコール含有物を蒸溜したもの」などがウイスキーとして規定されています。
(出典:e-Gov法令検索 酒税法)
原料となる穀物の種類や配合比率、製造される国や地域の気候風土、そして製造方法の違いが、ウイスキーに無限とも言える多様な個性をもたらします。
中でも、特に長い歴史と独自のスタイルを持つスコットランド(スコッチ)、アイルランド(アイリッシュ)、アメリカ(アメリカン)、カナダ(カナディアン)、そして日本(ジャパニーズ)で造られるウイスキーは「世界5大ウイスキー」と称され、世界中のファンを魅了しています。
それぞれが独自の法規制や伝統を持ち、例えばスコッチは麦芽を乾燥させる際に焚くピート(泥炭)によるスモーキーな香りが特徴的であったり、アメリカのバーボンは原料の51%以上をトウモロコシとすることが義務付けられていたりと、その個性は法律や歴史に深く根差しているのです。
ウイスキーの最大の魅力であり、その価値を決定づける最も重要な工程が、樽での長期熟成です。
蒸溜したての無色透明な液体(ニューポット)は、樽の中で長い年月をかけて呼吸を繰り返します。
この過程で、樽材であるオークからタンニンやバニリンといった成分が溶け出し、ウイスキーに美しい琥珀色と、バニラやカラメルのような甘く複雑な香りを与えます。
また、アルコールの刺激的な角が取れて味わいがまろやかになり、液体と樽、そして熟成庫の空気が相互に作用し合うことで、唯一無二の深い味わいが育まれていくのです。
この神秘的な熟成期間こそが、ウイスキーを単なるアルコール飲料から、時間を飲む芸術品へと昇華させる要因と考えられています。
名作、響きってどんなウイスキー?

ウイスキーガイド イメージ
「響」は、サントリーが創業90周年という節目を迎えた1989年に、当時のマスターブレンダー佐治敬三の「サントリーの持てる最高の技術を結集した、至高のブレンデッドウイスキーを世に送り出したい」という情熱のもと誕生しました。
その名は、人と自然と響きあうというサントリーの企業理念に由来し、日本のブレンデッドウイスキーにおける最高峰ブランドとして不動の地位を築いています。
このウイスキーの根幹をなすのは、サントリーが世界に誇る山崎蒸溜所、白州蒸溜所、そして知多蒸溜所で造られる、個性豊かで多彩な原酒の数々です。
(出典:サントリーウイスキー響公式サイト)
「響」の揺るぎない哲学は、「日本の四季、日本人の繊細な感性、日本の匠の技を結集したウイスキー」という言葉に鮮やかに集約されています。
その味わいは、単一の個性が突出するのではなく、数十種類にも及ぶ原酒が互いの長所を引き立て合いながら全体として一つの完璧な交響曲を奏でる、まさに”調和(ハーモニー)”の追求そのものです。
チーフブレンダーをはじめとするブレンダーチームが、膨大な数の原酒の中からキーとなるモルトを選び出し、幾度となく試作を重ねることで、華やかで奥深く、幾重にも重なる香りと、驚くほどまろやかでバランスの取れた口当たりが実現されています。
このウイスキーのこだわりは、その味わいだけに留まりません。
ブランドを象徴する24面カットのデキャンタボトルは、1日の24時間と、古来より日本人が大切にしてきた季節の移ろいを表す二十四節気を表現しています。
時間の経過と共に熟成を深めるウイスキーと、巡る季節を一本のボトルに封じ込めるという、極めて詩的で哲学的な思想が込められているのです。
さらに、ラベルには手漉きの越前和紙が用いられるなど、細部にまで日本の伝統的な美意識が貫かれています。
このような、味わいからパッケージに至るまでの徹底したこだわりと、その背景にある奥深い物語こそが、「響」を単なるウイスキーではなく一つの文化的なアイコンとして、世界中のウイスキー愛好家から高く評価される理由となっています。
響と山崎のどっちが高いか比較

ウイスキーガイド イメージ
サントリーが世界に誇る二大巨頭、「響」と「山崎」。どちらもジャパニーズウイスキーを代表する高級ブランドですが、その性質、味わい、そして市場での価格形成は大きく異なります。
「どちらが高いか」という問いに対して、単純な答えを出すことは非常に難しいものの、両者の本質的な違いを理解することで、その価値の背景が見えてきます。
まず、最も基本的な違いはウイスキーの分類にあります。

サントリー 山崎蒸留所
「山崎」は、大阪府にある日本最古のモルトウイスキー蒸溜所、山崎蒸溜所で造られたモルト原酒のみを使用して生まれる「シングルモルトウイスキー」です。
これは、いわば蒸溜所の個性が色濃く反映された、テロワール(土地の個性)を味わうウイスキーと言えます。

サントリー 白州蒸留所
一方で、「響」は、山崎と白州のモルト原酒、そして知多のグレーン原酒など、複数の蒸溜所の原酒を masterful に組み合わせた「ブレンデッドウイスキー」です。
こちらは、ブレンダーの技術と哲学の結晶であり、調和と完璧なバランスを追求した芸術品と言えるでしょう。
メーカー希望小売価格、いわゆる定価においては、同じ熟成年数(例えば「響21年」と「山崎18年」など)であれば、発売当初は大きな価格差はありませんでした。
しかし、現在の市場価値、特に買取価格やオークションでの落札価格といった二次流通市場に目を向けると、状況は大きく変わります。
ジャパニーズウイスキーの世界的な需要急増と、それに伴う深刻な原酒不足を背景に、特に長期熟成のシングルモルトである「山崎」の価格が高騰する傾向が顕著に見られます。
これは、単一蒸溜所の特定の熟成年数の原酒を確保する困難さが、ブレンデッドよりも高いためと考えられます。
(出典:お酒買取専門店 うるどき 「響」「山崎」はどっちが高い?定価や買取価格を徹底比較!)
以下の表は、両者の基本的な違いをまとめたものです。
項目 | 響 (Hibiki) | 山崎 (Yamazaki) |
---|---|---|
分類 | ブレンデッドウイスキー | シングルモルトウイスキー |
主な原酒 | 山崎・白州のモルト原酒、知多のグレーン原酒など | 山崎蒸溜所のモルト原酒のみ |
味わいの特徴 | 調和の取れた華やかさ、スムースな口当たり | 重厚で複雑、熟した果実のような甘さ |
コンセプト | 日本の美意識、調和 | 日本の風土、伝統と革新 |
ただし、これはあくまで一般的なレギュラーボトルの傾向です。
ウイスキーの世界では、希少性が価格を大きく左右します。
例えば、「響」ブランドから発売された特別な限定ボトルや、100周年記念のようなアニバーサリーボトルは、その生産本数の少なさから、通常の「山崎」のボトルをはるかに上回る価格で取引されることも珍しくありません。
結局のところ、どちらが高いかは、どのボトルを比較するかによって答えが変動する、というのが最も正確な見解と言えるでしょう。
サントリーの響は生産中止になったのか

ウイスキーガイド イメージ
「サントリーの響が生産中止になった」という噂は、ウイスキー愛好家の間で度々話題に上りますが、結論から言うと「響」ブランド自体がなくなったという事実はなく、これは一部の情報が独り歩きしたことによる誤解です。
しかし、この噂が絶えないのには明確な理由があり、それは一部の主力製品が市場から姿を消したという事実に起因します。
この混乱の背景にあるのは、2000年代後半から始まった世界的なジャパニーズウイスキーブームです。
国内外で数々の賞を受賞したことで日本のウイスキーの評価が急上昇し、需要が爆発的に増加しました。
しかし、ウイスキーは製造に長い年月を要するお酒です。
特に17年や21年といった長期熟成製品は、17年以上前に仕込んだ原酒がなければ造れません。
需要が低迷していた時代に生産量を絞っていたため、急増した需要に対して、熟成させた原酒の供給が全く追いつかないという深刻な事態に陥ったのです。
この深刻な原酒不足を受け、サントリーは苦渋の決断を下します。
2018年、それまで「響」の中核を担ってきた人気商品「響17年」の販売を休止(休売)すると正式に発表しました。
これに先立ち、華やかな味わいで人気だった「響12年」も市場から姿を消しています。
「生産中止」ではなく「休売」としているのは、将来的に十分な量の熟成原酒が確保できた際には、販売を再開する可能性があることを示唆していますが、それがいつになるかは未定です。
これらのエイジ(熟成年数)表記のある人気商品が店頭から消えたことが、「響はもう造られない」という誤解を生む大きな要因となりました。
一方で、サントリーは原酒不足という厳しい状況に対応するため、新たなラインナップを投入しています。
現在も以下の主力商品は継続して製造・販売されており、ブランドの灯は決して消えていません。
響 JAPANESE HARMONY
響 ジャパニーズハーモニー 43度 700ml (専用BOX入) 【JAPANESE HARMONY】
「響 JAPANESE HARMONY」は、日本のウイスキーが直面した原酒不足という大きな課題の中で、ブランドの伝統と革新を両立させるために2015年3月に誕生しました。
それまで「響12年」などが担っていたスタンダードボトルの役割を引き継ぎ、現代の「響」の顔として世界中のファンに愛されています。
(出典:WHISKY Magazine Japan 「響 JAPANESE HARMONY」発売)
このウイスキーの最大の特徴は、「ノンエイジ・ステートメント(NAS)」、つまり熟成年数表記がない点にあります。
これは、特定の年数に縛られることなく、サントリーが保有する山崎・白州・知多の各蒸溜所の多種多様な原酒の中から、チーフブレンダーが最高の香味バランスを持つと判断したものを厳選し、ブレンドしていることを意味します。
まさに日本の匠の技(Waza)の結晶であり、熟成年数という一つの尺度では測れない、奥深い調和(Harmony)を追求した逸品です。
その味わいを構成する原酒は、アメリカンホワイトオーク樽を主体としたスムースな味わいの知多グレーンウイスキーを土台に、シェリー樽や日本固有のミズナラ樽で熟成された山崎・白州のモルト原酒など、10数種類以上が使用されています。
これらの個性が、互いの長所を最大限に引き出し合うことで、複雑でありながらも見事に調和した香味が生み出されます。
サントリーの公式テイスティングノートによれば、その香りはローズやライチを思わせる華やかさに、ほのかなローズマリーと白檀のような日本的な香りが重なります。
口に含むと、ハチミツのような透き通った甘さと、オレンジピールチョコレートのような心地よいビターさが広がり、繊細で穏やかな余韻が長く続くのが特徴です。
その品質は世界でも高く評価され、2016年のSWSC(サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション)で最優秀金賞を受賞するなど、数々の受賞歴を誇ります。
希望小売価格は7,500円(税別)に設定されていますが、近年のウイスキー人気の高まりから、市場ではプレミアム価格で取引されることが多くなっています。
(出典:サントリー公式サイト 商品情報)
響 BLENDER'S CHOICE
サントリー 響 ブレンダーズチョイス【専用カートン入り】 700ml
「響 BLENDER'S CHOICE(ブレンダーズチョイス)」は、深刻な原酒不足の中で販売休止となった「響17年」の実質的な後継品として、2018年9月に登場しました。
このウイスキーは、その名の通り「ブレンダーの選択」に重きを置いており、熟成年数に縛られず、多彩な原酒の中からブレンダーが理想とする香味を描き出した、まさに職人技の結晶です。
当初は主に業務用として、バーやレストランといったプロフェッショナルの現場でその真価を発揮してきました。
このウイスキーの最大の特徴は、ブレンドの一部に「ワインカスク(ワイン樽)熟成原酒」を使用している点にあります。
サントリーが保有する多種多様な原酒の中でも、赤ワインの熟成に使われた樽で後熟させた原酒を加えることで、従来の「響」とは一線を画す、華やかでフルーティーな個性を与えています。
使用される原酒の平均酒齢(熟成年数)は15年程度とされ、中には30年を超える超長期熟成の原酒も含まれており、ノンエイジ表記ながらも熟成感のある奥深い味わいを実現しています。
(出典:Japanese Whisky Dictionary "Hibiki Blender's Choice")
サントリーの公式テイスティングノートによれば、その香りは野いちごや白桃、パイナップルを思わせる果実香に、クレームブリュレのような甘く香ばしいアロマが重なります。
味わいは、ワイン樽由来のふくらみのある甘みと心地よい酸味が調和し、やわらかく甘やかでありながら、ほろ苦い余韻が長く続くのが特徴です。
この独創的で洗練された香味は、国際的なコンペティションでも高く評価されており、例えばWorld Whiskies Awards 2020ではカテゴリーウィナーに輝いています。
(出典:Master of Malt "Hibiki Blender's Choice")
希望小売価格は2022年の価格改定以降、12,000円(税別)に設定されていますが、その品質の高さと安定した人気から、市場ではプレミアム価格で取引されることが一般的です。
(出典:ウリドキ 響ブレンダーズチョイス(bc)の評価・評判は?販売定価や価格推移)
響 21年
響21年 43度 700ml (専用BOX入)
「響21年」は、サントリーのブレンデッドウイスキーの中でも、世界最高峰の評価を揺るぎないものにしている、まさに芸術品と呼ぶにふさわしい一本です。
最低でも21年以上熟成させた希少なモルト原酒とグレーン原酒を、ブレンダーが卓越した技術で丹念にヴァッティング(調和させること)しています。
その存在は、単なる長期熟成ウイスキーという枠を超え、日本のウイスキーが到達した一つの極致として世界中の connoisseur(鑑定家)から敬愛されています。
このウイスキーの比類なき品質を証明しているのが、その輝かしい受賞歴です。
世界で最も権威ある酒類コンペティションの一つである「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC)」では、幾度となく部門最高賞である「トロフィー」を受賞。特筆すべきは2017年で、全エントリー1,480品の中から頂点となる「シュプリーム・チャンピオン・スピリット」に輝きました。
これは、ウイスキーというカテゴリーを超え、その年の全てのスピリッツの中で最も優れた逸品であると認められたことを意味します。
(出典:WHISKY Magazine Japan 「響21年」がISC全部門の頂点「シュプリーム チャンピオン スピリット」を受賞)
また、「ワールド・ウイスキー・アワード(WWA)」においても、「ワールド・ベスト・ブレンデッドウイスキー」の栄誉を複数回獲得するなど、その評価は国際的に見ても絶対的です。
(出典:たのしいお酒.jp 「響」サントリーウイスキーの最高峰)
「響21年」の香味は、21年以上の歳月が生み出す、驚くほどに甘美で重層的なハーモニーが特徴です。
サントリーの公式テイスティングノートによれば、レーズンや杏、イチゴジャムを思わせる果実香に、バニラの甘さが寄り添います。
口に含むと、ビスケットやトフィーのような香ばしい甘さと、心地よい酸味、そしてスパイシーさが複雑に絡み合います。
何よりも特筆すべきはその余韻で、熟した果実の香りが心地よく、そして気品高く長く続く様は、まさに至福のひとときを演出します。
(出典:酒宝庫MASHIMO サントリーウイスキー響21年 甘美を極めた奥深い調和) リンク先:
希望小売価格は55,000円(税別)に設定されていますが、その世界的な評価と深刻な原酒不足から、市場価格は定価を大幅に上回って推移しており、百貨店などでは定期的に抽選販売が行われています。
その一本は、日本のウイスキーづくりの誇りと、長い時間の尊さを体現した傑作と言えるでしょう。
(出典:リンクサス 高騰の響21年価格推移。定価で買う方法はイオン・抽選販売か)
響 30年
サントリー 響30年 700ml 専用カートン入り
「響30年」は、サントリーが誇るブレンデッドウイスキーのポートフォリオにおいて、まさに最高峰に君臨する伝説的な一本です。
年間わずか数千本しか生産されないこのウイスキーは、その希少性と比類なき品質から、「奇跡のウイスキー」とも称されます。
響ブランドが追求する”調和”の哲学を、30年という途方もない時間の中で完璧なまでに具現化した、日本のウイスキーづくりの粋を集めた結晶と言えるでしょう。
このウイスキーの製造は、サントリーが秘蔵する膨大な原酒の中でも、最低30年以上の熟成を経たモルト原酒とグレーン原酒のみが入念に選ばれ、使用されます。
山崎蒸溜所のホワイトオーク樽原酒などを中心に、熟成のピークを迎えた数十種類の原酒を、チーフブレンダーがその卓越した感性と技術で丁寧にブレンドします。
生産本数が極めて少ないため、瓶詰めまでの工程の多くが手作業で行われており、一本一本に職人の魂が込められています。
(出典:サントリー公式サイト サントリーウイスキー響30年)
その世界的な評価は、数々の受賞歴によって証明されています。特に権威ある「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC)」において、2004年に日本のウイスキーとして史上初の部門最高賞「トロフィー」を受賞して以来、2006年、2007年、2008年と立て続けに同賞を獲得するという快挙を成し遂げました。
近年では2023年にもトロフィーを受賞しており、その評価は時代を超えても揺るぎないものであることがわかります。
(出典:サントリー公式サイト ニュースリリース No.14459)
「響30年」の香味は、言葉を尽くしても表現しきれないほどの複雑さと深遠さを湛えています。
サントリーの公式テイスティングノートによれば、マンゴーや杏、イチゴジャムといった濃厚な果実香に、伽羅(きゃら)を思わせる高貴な香木のアロマが溶け合います。
口に含むと、蜜のように甘く、とろりとした厚みのある口当たりで、熟した果実の甘酸っぱさが口中に広がります。
そして何よりも圧巻なのは、どこまでも長く、深く、そして荘厳に続くその余韻です。
ボトルは、30年という歳月を象徴する30面カットのクリスタルガラス製で、まさに宝石のような輝きを放っています。
希望小売価格は360,000円(税別)に設定されていますが、その絶対的な希少性から市場価格はこれを遥かに上回り、数百万円単位で取引されることも珍しくありません。
まさしく「響」が到達した一つの頂点であり、飲む者に至高の体験を約束する、伝説的な名品です。
したがって、結論としては、「響」の一部の人気ラインナップは入手困難な状況になりましたが、ブランドそのものが無くなったわけではなく、形を変えながらその歴史を繋いでいる、というのが正確な現状です。
幻の響 50年は存在するのか?

ウイスキーガイド イメージ
ウイスキーの世界では、時折伝説的なボトルが語り継がれますが、「響 50年」もまた、そうしたミステリアスな存在の一つです。
結論から申し上げますと、2025年9月現在、サントリーから公式に「響 50年」というウイスキーが製品としてリリースされたという記録は一切ありません。
ウイスキー愛好家の間で「一度は見てみたい」と話題に上ることはありますが、これはあくまで伝説や噂の域を出ない、幻の存在と言えます。
では、なぜ「響 50年」という言葉がこれほどまでに人々の間で囁かれるのでしょうか。
その背景には、いくつかの情報が複雑に絡み合い、誤解や混同を生んでいる状況があります。
「響 50年」という言葉で検索した際に表示される情報には、主に以下のような種類があり、その正体を理解することで、この長年の謎を解き明かすことができます。
考えられる「響 50年」の正体
最高峰シングルモルト「山崎50年」との混同
サントリーシングルモルトウイスキー 山崎50年 2005年ファースト発売 化粧箱付
最も大きな混同の原因と考えられるのが、同じサントリーが誇るシングルモルトウイスキー「山崎50年」の存在です。
サントリーは過去に数回(2005年、2007年、2011年)、50年以上熟成させた極めて希少な原酒のみで構成された「山崎50年」を、数十本から百数十本という単位で限定発売しました。
これらのボトルは後にオークションで数千万円、時には1億円近い価格で落札されるなど、世界的なニュースとなりました。
この「サントリーの50年熟成」という強烈なインパクトが、いつしかブレンデッドウイスキーの最高峰である「響」のイメージと結びつき、「響にも50年があるのではないか」という期待や憶測を生んだ可能性が非常に高いです。
(出典:お酒買取専門店リンクサス 今では何千万円の山崎50年。定価抽選オークション値段価格推移)
容量を示す「50mlミニチュアボトル」との誤解
サントリー 響 17年 43度 50ml ミニチュアボトル
「響」には、ブランドの味を手軽に試せるよう、容量が50mlのミニチュアボトルが存在します。
オンラインのオークションサイトやフリマアプリなどでは、これらのボトルが「響 50」といった形で出品されることがあります。
この数字を熟成年数と勘違いし、「50年熟成の響」と誤解してしまうケースも少なくありません。
これは、特にウイスキーに詳しくない方が陥りやすい混同と言えるでしょう。
名前が酷似した「50年熟成の焼酎」の存在

出典元:クランド
近年、この混同に拍車をかけているのが、「神響(しんきょう)50年」というプレミアムな米焼酎の存在です。
こちらはサントリーの製品ではなく、別の酒造会社が手がけたものですが、半世紀にも及ぶ長期熟成を経た希少な焼酎です。
「響」という漢字を含み、かつ「50年」という数字がつくため、ウイスキーの「響」と間違えてしまう人が現れるのも無理はありません。
(出典:KURAND(クランド)公式サイト 神響 shinkyo 50年)
以上のことから、様々な情報が交錯した結果として「響 50年」という幻のボトルが語られるようになったと考えられます。
「響」ブランドの公式ラインナップとして50年熟成のウイスキーは存在しない、と理解しておくのが最も正確な情報です。
100周年記念の響と抽選販売について

ウイスキーガイド イメージ
サントリーが日本のウイスキーづくりの歴史に第一歩を記してから100年という、記念すべき節目を祝うため、2023年から2025年にかけて一連の特別な記念ボトルがリリースされました。
この歴史的な祭典において、「響」ブランドもまた重要な役割を担い、その世界観を凝縮した限定ボトルが発売され、その入手方法は主に抽選販売という形が取られました。
サントリー 響 100周年記念 アニバーサリーブレンド ウイスキー 700ml 43% 木箱/冊子付
100周年記念として登場した「響」には、いくつかの種類が存在します。
まず、「響ジャパニーズハーモニー 100周年記念デザイン」と「響21年 100周年記念デザイン」は、中身のウイスキーは通常品と同じですが、ボトルデザインに100周年を祝う特別な意匠が施されました。
雪、月、花をモチーフにしたブリッジ(橋)を描き、人と自然のつながりや時間の経過を表現した、非常に芸術性の高いデザインが特徴です。
これらはサントリーウイスキーの歴史と未来への架け橋を象徴しています。
(出典:サントリー公式サイト ニュースリリース No.14371)
さらに、2025年には中身のブレンドも特別に造られた「響 サントリーウイスキー100周年記念 -Anniversary Blend-」が登場し、ファンを熱狂させました。
これは、希少なミズナラ樽の原酒をアクセントに加え、より華やかで奥深い味わいを実現した特別な一本です。
これらの記念ボトルは、その希少性とコレクターズアイテムとしての価値から、通常のラインナップとは一線を画す存在となりました。
これらの貴重なボトルを入手する主な方法は、サントリーの公式サイトをはじめ、全国の主要な百貨店や大手酒販店が独自に実施する抽選販売でした。
例えば、2025年7月から8月にかけてはサントリー自身が大規模なオンライン抽選を実施し、ウイスキーファンにとってはまさに見逃すことのできない大きなイベントとなりました。
(出典:グルメ Watch サントリー公式、ウイスキー100周年記念の「響」を抽選販売) リンク先:
応募資格は各販売店によって異なり、会員登録や購入履歴が条件となるケースも見られました。
いずれの抽選も、販売本数をはるかに上回る応募が殺到したことは想像に難くなく、当選の連絡は多くのファンにとってまさに僥倖であったと言えるでしょう。
この一連の抽選販売は、近年のジャパニーズウイスキーの人気の高さを改めて証明する出来事となりました。
サントリー ウイスキー 響 40 年の価値と希少性

ウイスキーガイド イメージ
この章では「響40年」の価格と入手方法を詳しく解説します。
定価や抽選販売の詳細、オークションでの現在の価値を知りたい方は必見です。
ポイント
- 発表された定価はいくらですか?
- 市場ではいくらで買えますか?
- 2025年に行われた抽選販売
- 転売価格とオークションでの価格推移
- サントリー ウイスキー 響 40 年の全貌まとめ
発表された定価はいくらですか?

サントリー公式
サントリーウイスキー「響40年」について発表された希望小売価格は、税別で4,000,000円、消費税込みで4,400,000円です。
これは単なる高価格なウイスキーというだけでなく、サントリーがこれまでに発売したウイスキーの中で過去最高額となる、歴史的な価格設定です。
この一本に込められた価値は、単なる飲料の価格という尺度を遥かに超えています。
(出典:サントリー公式サイト ニュースリリース No.14692)
この価格の背景には、使用されている原酒の計り知れない希少価値があります。
ブレンドの核となっているのは、山崎蒸溜所が保有する極めて貴重なミズナラ樽で40年以上の歳月を重ねたモルト原酒です。
ミズナラ樽熟成の原酒は、伽羅や白檀といった日本ならではの香木を思わせる高貴な香りを纏うことで世界的に知られていますが、40年という超長期熟成を経たものは、サントリーの膨大なストックの中でもごく僅かしか存在しません。
さらに、そのミズナラ樽原酒を支えるように、同じく40年を超える超長期熟成の白州モルト原酒や、なめらかな味わいの基盤となる知多グレーン原酒が絶妙なバランスでブレンドされています。
これらは全て、1983年以前に蒸溜・貯蔵された、まさに時の結晶とも言える原酒です。
そして、この芸術品とも言えるウイスキーは、全世界でわずか100本しか製造されていません。
この絶対的な希少性と、日本のウイスキーづくりの粋を集めた比類なき品質、そして半世紀近い時間が育んだ味わい。
これら全ての要素が凝縮された結果として、440万円という価格が設定されたと考えられます。
それは、サントリーのブレンダーたちが持つ技術と情熱、そして日本のウイスキーの歴史そのものに対する価値の表明とも言えるでしょう。
市場ではいくらで買えますか?

ウイスキーガイド イメージ
前述の通り、「響40年」は100本限定という極めて希少な抽選販売品です。
そのため、サントリーが設定した希望小売価格(定価)で一般の酒店やデパートなどで購入することは、事実上不可能です。
この芸術的なウイスキーを今から入手しようと考えるならば、その舞台はオークションや、希少なお酒を専門に扱う二次流通市場に限られます。
2025年9月現在、同年5月に発売されたばかりということもあり、市場にこのボトルが出回るケースはまだ極めて稀です。
当選したオーナーが手放す決断をしない限り、市場には流通しないため、具体的な取引価格のデータはまだほとんど存在しません。
しかし、今後国内外のオークションに出品された場合、その取引価格は定価の440万円を大幅に上回ることは確実視されています。
この未来の価格を占う上で、過去の事例が重要な指標となります。
同じくサントリーが世に送り出した超長期熟成ウイスキー「山崎55年」は、定価330万円(税込)でしたが、2020年に香港のオークションで約8500万円という驚異的な価格で落札され、世界中でニュースとなりました。
その後もオークションに出品されるたびに高値で取引されています。
(出典:Whisky Investments "Yamazaki 55: Japan's Oldest and Most Valuable Whisky Goes to Auction")
SUNTORY サントリー シングルモルトウイスキー 山崎55年
このような前例から、「響40年」もまた、単なる高級酒としてではなく、世界中のコレクターが求める投資対象としての側面を強く持つと考えられます。
そのため、専門家の間では、将来的にオークションに出品されれば、数千万円単位での取引となる可能性が濃厚であると指摘されています。
(出典:リユース経済新聞 「成熟するお酒の世界」第11回 2025年、響40年の発売決定)
したがって、「市場ではいくらで買えますか?」という問いに対する現時点での答えは、「まだ定まった相場はないが、定価を遥かに超える数千万円クラスの価格が予想される」ということになります。
2025年に行われた抽選販売

ウイスキーガイド イメージ
「響40年」を手に入れる唯一の公式な手段であった抽選販売は、日本のウイスキー市場における一大イベントとして、厳格な手続きに則って行われました。
その詳細なスケジュールは、2024年10月29日にサントリーから公式に発表され、ウイスキーファンの期待を一気に高めました。
具体的な応募受付は、2024年11月5日の午前9時から11月12日の午後11時59分までの一週間という短い期間で実施され、最終的に当選者のもとへ商品が届けられたのは2025年5月27日以降のことでした。
(出典:グルメ Watch サントリー公式、ウイスキー「響40年」の抽選販売がいよいよスタート!)
この貴重な抽選への参加資格は、サントリーが運営するウイスキー愛好家向けの会員サービス「サントリーID」に登録し、さらにウイスキーに関する各種メールマガジンを購読している方に限定されていました。
応募は専用のウェブサイトからのみ受け付けられ、先着順ではなく、期間内に応募した全ての人の中から厳正な抽選によって当選者が決定される方式が取られました。
世界でわずか100本という極めて少ない供給数に対し、その希少価値と名声から、国内外の愛好家やコレクターから膨大な数の応募が殺到したと見られています。
当選の通知は、多くの応募者にとってまさに幸運の便りとなったことでしょう。
また、2025年は「響40年」の登場だけでなく、日本のウイスキー市場が年間を通じて活気に満ちた年であったことも特筆すべき点です。
前述の100周年記念ボトルや、春の訪れを祝うかのような華やかな味わいが特徴の限定品「響 BLOSSOM HARMONY 2025」など、希少なウイスキーの抽選販売が相次いで行われました。
サントリー 響 ブロッサムハーモニー2025 43% 箱付
これらの抽選は、サントリー自身が主催するものだけでなく、全国の百貨店や大手スーパーマーケット、酒販店が独自に企画・実施するものも多く、一年を通してウイスキーファンが定価で希少品を手に入れるチャンスを求めて情報を追いかける状況が続きました。
これら一連の出来事は、現代におけるジャパニーズウイスキーの人気の高さと、その入手方法がいかに特別なものとなっているかを象徴する出来事と言えるでしょう。
転売価格とオークションでの価格推移

ウイスキーガイド イメージ
「響40年」の長期的な価格推移を正確に語るには、2025年5月の発売からまだ日が浅すぎるのが現状です。
しかし、その転売価格やオークションでの将来的な価格動向については、過去の類例や市場の熱狂ぶりから、ある程度の予測を立てることが可能です。
まず間違いなく言えるのは、その価格は定価を遥かに上回り、初めから非常に高い水準で形成されるということです。
価格動向の予測
このウイスキーの未来の価値を予測する上で、最も重要な指標となるのが、同じくサントリーが世に送り出した他の超長期熟成ジャパニーズウイスキーの価格推移です。
代表的な例が「山崎55年」です。
2020年に定価330万円で発売されたこのボトルは、同年のオークションで約8500万円という記録的な価格で落札され、世界中のコレクターを驚かせました。
また、「響30年」も、定価は数十万円ですが、現在の市場では数百万円単位で取引されており、その価値は右肩上がりに上昇を続けています。
(出典:Bonhams "New World Auction Record for a Bottle of Japanese Whisky Set at Bonhams Hong Kong")
サントリー 響30年 700ml 専用カートン入り
これらのウイスキーは、発売から時間が経つにつれてその伝説的な評価がさらに高まり、飲むためのお酒というだけでなく、希少な美術品や収集品としての価値を増してきました。
「響40年」も同様に、その卓越した品質と世界で100本という絶対的な希少性から、単なる嗜好品としてではなく、有形資産としての側面を強く持つと考えられます。
今後、ロンドン、香港、ニューヨークといった世界的なオークションハウスに出品されれば、そのたびに最高落札価格が更新されていく可能性も十分にあります。
すでにお酒の買取市場では、最高ランクの査定対象となっており、数千万円単位の取引価格が形成されることはほぼ確実と見られています。
(出典:お酒買取専門店リンクサ-ス 響40年買取価格推移相場)
したがって、現時点ではまだ具体的な「推移」のデータは存在しませんが、その価格は時間の経過と共に上昇していくというのが、市場関係者の一致した見方です。
サントリー ウイスキー 響 40 年の全貌まとめ
この記事では、サントリー ウイスキー 響 40 年について、基本的な情報から価格、入手方法まで詳しく解説してきました。
最後に、重要なポイントをまとめます。
記事のポイント まとめです
- ウイスキーは穀物を原料に蒸溜し樽で熟成させたお酒
- 「響」はサントリーの技術を結集したブレンデッドウイスキーの最高峰
- 「響」のボトルは日本の二十四節気を表現した24面カットが特徴
- 「響」と「山崎」は分類が異なり二次市場では山崎が高値の傾向
- 「響」ブランドは生産中止になっておらず一部製品が休売
- 公式の「響 50年」という製品は存在しない
- サントリー100周年を記念した「響」も抽選販売された
- 「響40年」はサントリー史上最高額のウイスキー
- 「響40年」の定価は税込440万円
- 販売本数は世界で100本のみ
- 入手方法は2025年5月に行われた抽選販売のみ
- 現在定価で購入することは不可能
- 今後はオークションなどの二次流通市場で取引される
- 市場価格は定価を大幅に上回ることが確実視されている
- その価値は今後も上昇し続けると予測される
【参考情報一覧】
- サントリー公式サイト ニュースリリース: https://www.suntory.co.jp/news/article/14692.html
- サントリーウイスキー響 公式サイト: https://www.suntory.co.jp/whisky/hibiki/
- e-Gov法令検索 酒税法: https://laws.e-gov.go.jp/law/328AC0000000006
- グルメ Watch: https://gourmet.watch.impress.co.jp/
- 日本経済新聞: https://www.nikkei.com
- お酒買取専門店リンクサス: https://linxas.shop/
- リユース経済新聞: https://www.recycle-tsushin.com/
- Bonhams(オークションハウス): https://www.bonhams.com/
- KURAND(クランド)公式サイト: https://kurand.jp/
- お酒買取専門店うるどき: https://uridoki.net/
/関連記事 ウイスキーを選ぶとき、「ウイスキー 12 年 なぜ?」と疑問に思ったことはないでしょうか。多くの銘柄で「12年もの」が存在し、世界中のウイスキー愛好家に支持されています。しかし、なぜ12年なのか、10 ... 続きを見る ウイスキーを愛好する人々の姿は、近年大きく変化しています。 大人の趣味としてのウイスキーの嗜み方が広まる中で、ウイスキー好きな理由から探る共通点や、ウイスキーの飲み方で性格がわかるのかと ... 続きを見る ウイスキーをストレートで嗜む、その姿に憧れを抱いたことはありませんか。 しかし、いざ自分が試そうとすると、そもそもウイスキーって何?という基本的な疑問から、ストレートで飲むと何がいいです ... 続きを見る バーのカウンターや自宅でのリラックスタイムに、琥珀色の液体が美しいグラスの中で、透明な氷がカランと音を立てる。 そんな成熟した大人の時間に憧れを抱き、「ウイスキーをロックで飲んでみたい」 ... 続きを見る 琥珀色に輝く奥深いウイスキーの世界。 その魅力に惹かれ、いざ一歩を踏み出そうとしたものの、無数に並ぶボトルを前に「一体どれを、そしてどこで買えばいいのだろう?」と、途方に暮れてはいません ... 続きを見る 琥珀色に輝く液体が重厚なグラスの中で揺れる、その芳醇な香りと共に静かな時間が流れていく…。 そんな光景に、一度は心を惹かれた経験はありませんか。 ウイスキーの世界は、ただのお酒という言葉 ... 続きを見る 「サントリーのウイスキー、種類が多すぎてどれが本当に良いのか分からない」「山崎と白州と知多の違いは何ですか?」 世界的なジャパニーズウイスキーブームの中、こうした疑問をお持ちの方は少なく ... 続きを見る
関連記事なぜウイスキーは12年熟成が多い?人気の理由とおすすめ銘柄
関連記事【調査】ウイスキー好きの性格|4タイプでわかる傾向と特徴
関連記事ウイスキー ストレートで飲む人への完全ガイド
関連記事ウイスキーロックの度数は?愉しみ方から適量まで徹底解説
関連記事ウイスキーはどこで買う?目的別の購入ガイド
関連記事ウイスキー好き必見!魅力と基本からおすすめ銘柄まで解説
関連記事サントリーウイスキー格付け|後悔しない賢い選び方