マッカランはうますぎ?評判の真偽と美味しい飲み方を徹底検証 | Guide of Whisky
暖かな照明の部屋で、オレンジピールを添えたマッカラン入りのグラスを満足げに見つめる日本人男性

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スコッチ マッカラン

マッカランはうますぎ?評判の真偽と美味しい飲み方を徹底検証

 

こんにちは。ウイスキーガイド、運営者の「のい」です。

 

「マッカラン うますぎ」なんて言葉を耳にすると、ウイスキー好きとしては心が躍ってしまいますよね。

 

シングルモルトのロールスロイスとも称されるこの銘柄ですが、ネット上の評判を見ていると、その圧倒的な味わいに感動する声がある一方で、高騰し続ける価格に対して「本当に値段に見合うだけの価値があるの?」と疑問や不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

 

誰もが憧れる有名ブランドだからこそ、実際に飲むまでは「名前だけで評価されているんじゃないか」と勘繰ってしまう気持ち、痛いほど分かります。

 

せっかく奮発して買うのなら、その美味しさの理由や、自分にとってベストな一本なのかどうかをしっかり納得した上で選びたいですよね。

 

今回は、そんなマッカランに関する噂の真相や、実際に飲んで分かった魅力について詳しくお話しします。

 

なぜ多くの人が「うますぎる」と絶賛するのかという具体的な理由から、一部で囁かれるネガティブな評判の真偽、そして損をしないための美味しい飲み方まで、包み隠さず解説していきますね。

 

記事のポイント

  • マッカランが「うますぎ」と評価される具体的な理由と味の特徴
  • 12年や18年など、人気ラインナップの違いと選び方
  • 最高に美味しいハイボールの作り方や通な楽しみ方
  • 2025年の価格改定情報と値段が高騰している背景

 

Table of Contents

マッカランがうますぎと言われる理由と評判

グラスに注がれたウイスキーの香りを愉しむ日本人男性


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「シングルモルトのロールスロイス」なんて呼ばれるマッカランですが、なぜそこまで絶賛されるのでしょうか。

 

まずは、多くの人が口を揃えて「うますぎる」と語るその味わいの秘密や、リアルな評判について深掘りしていきましょう。

 

マッカランの味は飲みやすいのか

ウイスキーグラスの周囲に配置されたドライフルーツ、シナモン、バニラなどの香味イメージ


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結論からお伝えすると、マッカランは数あるウイスキーの中でも、トップクラスに「飲みやすい」銘柄です。

 

ウイスキーに苦手意識を持っている方の多くは、独特の「煙たい香り(スモーキーフレーバー)」や、喉が焼けるような「アルコールの刺激」を敬遠されているのではないでしょうか。

 

いわゆる「正露丸のような匂い」がするウイスキー(アイラモルトなど)は確かに好みが分かれますが、マッカランにはそのような煙たさがほとんどありません。

 

代わりに感じられるのは、ドライフルーツ(レーズンやイチジク)のような濃厚な甘みと、バニラやシナモンを思わせる華やかな香りです。

 

これはマッカランが創業以来徹底してこだわっている「シェリー樽」での熟成によるもので、グラスに鼻を近づけた瞬間、うっとりするような甘い香りに包まれます。

 

また、口当たりにも大きな特徴があります。

 

マッカランは一般的なウイスキーよりも「とろみ」や「オイリーさ」を強く感じることができます。

 

これは、スペイサイド地方で最小といわれる小さな蒸留釜で蒸留しているため、成分が凝縮されてリッチな原酒が生まれるからです。

 

マッカランの濃厚な味わいを生み出すスペイサイド最小の銅製蒸留釜


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さらに、蒸留したお酒のうち、雑味のない最も純粋な部分(ファイネスト・カット)を全体のわずか16%しか使用しないという贅沢な製法をとっています。

 

このおかげで、アルコール度数は40度以上あるにもかかわらず、喉に刺さるようなピリピリ感が驚くほど抑えられており、シルクのように滑らかな飲み心地を実現しているのです。

 

「ウイスキーは辛くて飲めない」と思っていた方がマッカランを飲んで、「これなら飲める!むしろ美味しい!」と開眼するケースは非常に多いですね。

 

まさに「シングルモルトのロールスロイス」という異名にふさわしい、品格のある飲みやすさと言えるでしょう。

 

ここがポイント

  • 煙たい香り(ピート香)がほとんどなく、フルーティーな甘さが主体。
  • 独特の「オイリーなとろみ」があり、舌触りが非常に滑らか。
  • 不快なアルコールの刺激(雑味)が徹底的に取り除かれているため、初心者でも抵抗なく飲める。

 

マッカランの人気ランキングと1番人気

人気ランキング上位のマッカランを象徴する、色の濃さが異なる3種類のウイスキーグラスのラインナップ


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「マッカランを買ってみたいけど、種類が多すぎてどれを選べばいいか分からない…」という悩みはよく耳にします。

 

スーパーや酒屋さんに行っても、棚にずらっと並ぶマッカランの前で立ち尽くしてしまうこと、ありますよね。

 

マッカランにはいくつかのシリーズがありますが、不動の1番人気、そして「マッカランの顔」と言えば、間違いなく「ザ・マッカラン シェリーオーク 12年」です。

 

ウイスキー ザ・マッカラン シェリーオーク 12年 40度 700ml 正規品

 

これがマッカランの「基準」であり、ブランドのこだわりである「シェリー樽100%熟成」の魅力が一番わかりやすく詰まった一本です。

 

もし初めてマッカランを飲むなら、迷わずここからスタートすることをおすすめします。

 

また、近年その人気を猛追しているのが「ザ・マッカラン ダブルカスク 12年」です。

 

【送料無料】【正規品】ザ・マッカラン ダブルカスク 12年 箱付き 40度 700ml 1本

 

こちらはシェリーオークよりも少し軽やかで、アメリカンオーク由来のバニラや蜂蜜のような明るい甘みが特徴。

 

「シェリーオークは少し重すぎるかも」「ハイボールで爽やかに楽しみたい」という方から絶大な支持を集めています。

 

【2025年最新版】マッカラン人気ランキングTOP3
順位銘柄特徴とおすすめユーザー
1位シェリーオーク 12年王道の濃厚な甘みとコク。「マッカランらしさ」を知りたい全ての人へ。まずはこれ。
2位ダブルカスク 12年バランスが良く飲みやすい。バニラ香が好き、またはハイボールメインで飲みたい人に最適。
3位シェリーオーク 18年圧倒的な余韻と高級感。価格は高いが、特別な日や贈り物として最高峰の満足度。

 

マッカラン12年で美味しいのはどれですか

濃厚なシェリーオークと軽やかなダブルカスクを表現した2つのウイスキーグラスの対比


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「マッカラン12年」を買おうと思ってお店に行くと、黒っぽい箱の「シェリーオーク」と、青っぽい箱の「ダブルカスク」が並んでいて、「えっ、どっちが本物なの?」と迷ってしまう方が非常に多いです。

 

これ、結論から言わせていただくと、「マッカランらしい濃厚なうまさ」を求めているなら、間違いなく「シェリーオーク 12年」一択です。

 

ザ・マッカラン シェリーオーク12年のボトルと特徴的なドライフルーツやスパイスのイメージ


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昔から「シングルモルトのロールスロイス」と称賛されてきた味は、基本的にこのシェリーオークの方を指します。

 

使われているのは「スパニッシュオーク」という種類の樽で、これがウイスキーにレーズンやイチジクのような「ドライフルーツの濃い甘み」と、シナモンのような「スパイシーな余韻」を与えてくれるんです。

 

どっしりとした飲みごたえがあり、まさに王道です。

 

一方で「ダブルカスク 12年」はどうなのかというと、こちらはスパニッシュオークに加えて、「アメリカンオーク」のシェリー樽原酒をブレンドしています。

 

アメリカンオークはバニラやキャラメル、蜂蜜のような「明るく軽やかな甘み」が出るのが特徴です。

 

そのため、ダブルカスクはシェリーオーク特有の重厚感(渋みやスパイス)が少し抑えられていて、よりマイルドで親しみやすい味わいに仕上がっています。

 

「シェリーオークだとちょっと味が濃すぎる・渋い」と感じる方や、ウイスキーを飲み慣れていない方には、むしろダブルカスクの方が「美味しい」と感じられるかもしれません。

 

迷った時の選び方ヒント

シェリーオーク 12年

「これぞマッカラン」という濃厚なドライフルーツ感を楽しみたい人向け。

 

ストレートやロックでちびちびやるなら断然こっち。

 

ダブルカスク 12年

バニラのような甘い香りが好きな人や、ハイボールでゴクゴク飲みたい人向け。

 

バランスが良くて食事にも合わせやすい。

 

憧れのマッカラン18年の評価と味わい

深いマホガニー色が特徴的なザ・マッカラン シェリーオーク18年のボトル


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ウイスキー愛好家にとって、バーの棚に並んでいるだけで背筋が伸びるような、いつかはボトルで所有したい憧れの存在。

 

それが「ザ・マッカラン シェリーオーク 18年」です。

 

「12年でも十分美味しいのに、18年は何が違うの?」と聞かれることがよくありますが、その違いは単なる熟成年数の長さだけではありません。

 

一言で表すなら、「熟成のピーク」と「圧倒的な完成度」です。

 

まず、グラスに注いだ瞬間の色を見てください。

 

着色料を一切使わない「ナチュラルカラー」であるにもかかわらず、吸い込まれるような深いマホガニー色(赤褐色)をしています。

 

これは、厳選されたスパニッシュオークのシェリー樽から、18回もの四季を経てじっくりと成分が溶け出した証拠。

 

見ているだけでうっとりしてしまう美しさです。

 

そして、香りと味わいはまさに「別格」です。

 

 

香り(アロマ)

サルタナレーズンやドライフィグ(干しイチジク)のような凝縮されたフルーツの香りに、温かみのあるジンジャーやシナモンのスパイスが重なります。

 

味わい(フレーバー)

口に含むと、とろりとしたオイリーな粘性を感じます。

 

アルコールのカドは完全に取れて丸くなっており、ダークチョコレートやオレンジマーマレードのような濃厚な風味が、何層にもなって押し寄せてきます。

 

余韻(フィニッシュ)

飲み込んだ後も、甘いトフィーやほのかなウッドスモークの香りが、驚くほど長く続きます。

 

よく「高級なデザートワインのよう」と形容されますが、まさにその通り。

 

ただ甘いだけでなく、樽由来の心地よい渋み(タンニン)が全体を引き締めていて、飲み飽きることがありません。

 

近年は世界的な原酒不足と投資目的の需要増加で、価格は数万円(時にはそれ以上!)に高騰していますが、それでも「一生に一度は飲んでおくべき」と私が断言できる数少ないウイスキーの一つです。

 

「マッカラン うますぎ」という言葉は、この18年を飲んだ瞬間に、確信へと変わるはずですよ。

 

18年を楽しむための極意

ハイボールや水割りにはせず、ぜひ「ストレート」で味わってください。

 

グラスの中で時間をかけて香りが開いていく変化を楽しむのが、最も贅沢で「元が取れる」飲み方です。

 

【箱付】【正規】【お一人様1本限り】ザ・マッカラン18年 シェリーオーク 700ml

 

トリプルカスクはまずいという評価の真偽

柑橘系やバニラの香りが特徴的なマッカラン トリプルカスクとフルーツのイメージ


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これからマッカランを買おうと思ってネットで検索していると、「マッカラン トリプルカスク まずい」なんていう不穏なサジェストワードが出てきて、不安になった方もいるのではないでしょうか。

 

「天下のマッカランがまずいわけないでしょ?」と思いますよね。

 

正直に言います。

 

品質として決してまずいわけではありません。

 

むしろ、ブレンディング技術の粋を集めた非常に洗練されたウイスキーです。

 

では、なぜこんな噂が立つのか。その原因は、味の品質ではなく、飲む人の「期待値とのギャップ」にあります。

 

多くの人は「マッカラン=濃厚でこってりしたシェリー樽の味」を期待して飲みます。

 

しかし、この「トリプルカスク(旧ファインオーク)」シリーズは、以下の3つの樽を使って作られています。

 

  1. ヨーロピアンオークのシェリー樽(スパイシー)
  2. アメリカンオークのシェリー樽(バニラ)
  3. アメリカンオークのバーボン樽(シトラス・軽やか)

 

特にバーボン樽の影響で、マッカラン本来の酒質が持つ「レモンやメロンのような爽やかな果実味」や「バニラの甘み」が前面に出ているのが特徴です。

 

そのため、濃厚な12年シェリーオークを想像して飲むと、

 

「あれ?味が薄い?」

 

「パンチが足りない」

 

と肩透かしを食らってしまうのです。

 

これが「まずい」という評価の正体です。

 

 

しかし、視点を変えれば、これほど「食事に合わせやすいマッカラン」はありません。

 

シェリーオークのような重たさがない分、繊細な和食や魚料理とも喧嘩せず、食中酒として抜群の相性を発揮します。

 

また、ハイボールにした時の爽快感はトリプルカスクの方が上だという声も多いです。

 

残念ながら近年は終売(生産終了)の傾向にあり、市場から姿を消しつつありますが、もしバーなどで見かけたら「昼下がりに飲むハイボール」として試してみてください。

 

「なんだ、全然うまいじゃん!」と評価が変わるはずですよ。

 

結論

「濃厚さ」を求めるなら選んではいけません。

 

でも、「爽やかさ」や「飲みやすさ」を求めているなら、トリプルカスクは隠れた名品です。

 

【名入れ お酒 ボトル 彫刻 × ザ マッカラン トリプルカスク 12年 正規・700ml

 

トリプルカスクの終売と市場の動向

酒屋の棚に残った数少ないウイスキーボトルを真剣に選んでいる日本人男性


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実はこの「トリプルカスク」シリーズ、近年ラインナップの整理によって終売(または生産縮小)の傾向にあります。

 

現在は「ダブルカスク」シリーズが主力として展開されており、トリプルカスクを見かける機会は減ってきました。

 

もし「さっぱり系のマッカラン」が好きだという方は、店頭で見つけたら早めに確保しておいたほうがいいかもしれません。

 

注意ポイント

注意点

終売情報は市場の在庫状況によって変わります。

完全に消える前に、バーなどで飲み比べてみるのも面白いですよ。

 

マッカランがうますぎと感じる飲み方と価値

マッカランの価値の源泉である樽熟成の背景と、その芳醇な香りをグラスで楽しむ日本人男性のイメージ


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ここまでは味についてお話ししましたが、ここからはマッカランを「より美味しく飲む方法」や、気になる「お値段」の話をしていきましょう。

 

高いお金を出す価値があるのか、しっかり見極めたいですよね。

 

マッカランはなぜ高級なのか

マッカラン蒸留所の特徴であるスペイサイド最小の銅製ポットスチルと蒸留の様子


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マッカランの値段を見て、「うわっ、高い!」と驚いた経験があるのは私だけではないはずです。

 

同じ熟成年数の他のウイスキーと比べても、頭一つ抜けた価格設定になっていますよね。

 

単なる「ブランド料」だと思われがちですが、実はその裏には、製造コスト度外視とも言える「異常なまでの品質への投資」が存在します。

 

マッカランが高価にならざるを得ない理由は、主に3つの「非効率なこだわり」にあるんです。

 

1. 桁違いのコストがかかる「シェリー樽」への投資

マッカランの味わいの約80%は「樽」で決まると言われており、ここへの投資額が業界でも群を抜いています。

 

一般的なスコッチウイスキーの多くは、バーボンウイスキーの熟成に使われた「バーボン樽」の空き樽を再利用します。

 

これは比較的安価で入手しやすいのですが、マッカランがこだわるのは「シェリー樽」です。

 

マッカランは、スペイン北部の森でオークの木を選定・伐採するところから自社で管理し、現地の職人に樽を作らせ、さらにわざわざシェリー酒を入れてシーズニング(味付け)まで行っています。

 

こうして完成したシェリー樽は、一般的なバーボン樽に比べて約10倍ものコストがかかると言われています。

 

この莫大な「容器代」が、ボトルの価格に反映されているわけです。

 

2. 贅沢すぎる「ファイネスト・カット」

ウイスキーは蒸留したアルコール(ニューメイク)を樽に詰めて熟成させますが、蒸留した液体すべてを使うわけではありません。

 

蒸留の最初と最後の部分は雑味が含まれるためカットし、一番美味しい中間の部分(ハート)だけを取り出します。

 

一般的な蒸留所では、この「ハート」を全体の20〜30%ほど確保するのに対し、マッカランはなんと「わずか16%」しか使いません。

 

残りの8割以上は、品質基準を満たさないとして再蒸留に回してしまいます。

 

「もっと広く取ればたくさん売れるのに!」と思ってしまいますが、この「最高純度の16%」だけを厳選する贅沢な切り捨てこそが、マッカラン特有の雑味のない濃厚なコクを生み出しているのです。

 

3. スペイサイド最小の蒸留釜による濃縮

マッカランの蒸留釜(ポットスチル)は、スペイサイド地方で最も小さいサイズのものを使用しています。

 

釜が小さいと一度に作れる量は少なくなりますし、エネルギー効率も悪いです。

 

しかし、釜が小さいことでアルコールの蒸気が銅と密接に接触し、また重たい香味成分がしっかりと抽出されるため、独特の「オイリーでとろみのある酒質」が生まれます。

 

大量生産よりも「味の密度」を優先した結果の設備投資なんですね。

 

結論:高いのには理由がある

マッカランの価格は、他社が効率化のために切り捨ててきた「手間」と「コスト」の積み重ねです。

 

「高いお金を払ってでも、妥協のない本物を飲みたい」という人にとって、その価格は決して裏切らない価値となるはずです。

 

2025年の価格改定と定価の現状

高級感あふれるライティングで展示された資産価値の高いウイスキーボトル


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マッカランを楽しむ上で避けて通れないのが、やはり「お値段」の話ですよね。

 

残念なお知らせですが、サントリーから発表があった通り、2025年4月出荷分よりマッカランの主要ラインナップが大幅に値上げされました。

 

この価格改定の背景には、世界的なウイスキーブームによる「深刻な原酒不足」や「原材料・輸送費の高騰」がありますが、何よりもマッカランがこだわる「シェリー樽」の調達コストが年々跳ね上がっていることが大きく影響しています。

 

では、具体的にどれくらい高くなったのか。

 

主要銘柄の新旧定価を比較してみましょう。

 

【2025年4月改定】ザ・マッカラン メーカー希望小売価格一覧
商品名旧定価(税別)新定価(税別)値上げ幅
ダブルカスク 12年9,040円9,900円+860円
シェリーオーク 12年12,500円13,500円+1,000円
シェリーオーク 18年52,000円62,000円+10,000円

 

ご覧の通り、特に「シェリーオーク 18年」に至っては、一気に1万円もの値上げとなっています。

 

これはもはや、飲むための酒というより「資産」に近い扱いになりつつありますね。

 

ただ、ここで一つ重要な「市場のリアル」をお伝えしておきます。

 

実はネット通販や量販店の実売価格を見ると、「ダブルカスク 12年」に関しては、定価(9,900円)よりも安く販売されているケースが多々あるんです。

 

一方で、王道の「シェリーオーク 12年」や「18年」は人気が集中しすぎており、定価通りに売っていることすら稀です。

 

特に18年は、定価62,000円に対し、市場価格(プレ値)はさらに高騰する傾向にあります。

 

損をしないための購入戦略

お得に飲みたいなら

実売価格が定価を下回ることがある「ダブルカスク 12年」が圧倒的に狙い目。

 

本気の一本が欲しいなら

「シェリーオーク」シリーズが定価(または定価付近)で売られているのを見かけたら、迷わず確保するのが正解です。

 

マッカランのハイボールはもったいないか

オレンジピールを添えたマッカランの極上ハイボール


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「1本1万円以上もする高級ウイスキーを炭酸で割るなんて、香りが飛んでしまってもったいない!」
そう思う気持ち、すごくよく分かります。

 

確かに、せっかくのマッカランですから、まずはストレートでその重厚な味わいを確かめたいですよね。

 

でも、あえて言わせてください。

 

マッカランのハイボールは、決して「もったいない」飲み方ではありません。

 

むしろ、マッカランの隠れた魅力を引き出す「最高の贅沢」なんです。

 

特に相性が良いのは、バニラやシトラスの香りが特徴的な「ダブルカスク 12年」です。

 

炭酸の気泡が弾けるたびに、グラスの中に閉じ込められていた華やかな香りが一気に解き放たれ、アルコールの角が取れて驚くほどクリーミーでスムーズな飲み心地になります。

 

さらに、このハイボールを単なる「割り材」ではなく、高級カクテルのような一杯に進化させる裏技があります。

 

それは、「オレンジピール(オレンジの皮)」を仕上げに一絞りすることです。

 

マッカランの原酒には、もともとオレンジやマーマレードのような柑橘系のニュアンスが含まれています。

 

そこにフレッシュなオレンジの皮のオイル(精油)を加えることで、香りが完璧にシンクロ(同調)し、驚くほどフルーティーでリッチな味わいに化けるんです。

 

これはレモンでは代用できない、マッカランだけの特別なマリアージュです。

 

 

究極のマッカラン・ハイボールの作り方

氷へのこだわり

必ず「市販のロックアイス」を使ってください。

 

冷蔵庫の氷は溶けやすく、カルキ臭が繊細な香りを邪魔してしまいます。

 

黄金比

ウイスキー 1 : ソーダ 3 〜 4

 

濃すぎると香りが閉じこもり、薄すぎるとボディが消えてしまいます。

 

このバランスがベストです。

 

仕上げ

オレンジの皮(外側の色のついた部分だけ)を親指大に切り、グラスの上で軽くねじってオイルを飛ばし、そのままグラスに入れます。

週末の夜、照明を少し落として、この「オレンジ香るマッカラン・ハイボール」を飲んでみてください。

 

「もったいない」なんて言葉は、一口飲めば吹き飛んでしまうはずですよ。

 

マッカランより美味しいウイスキーはあるか

バーカウンターで数種類のシェリー系ウイスキーを比較提案する日本人バーテンダー


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「マッカランは確かに美味しい。でも、日常的に飲むには高すぎる…」

 

「もっと安くて、マッカランと同じくらい美味しいウイスキーはないの?」

 

これは私がウイスキーガイドをしていて、最も頻繁に聞かれる質問の一つです。

 

味の好みは千差万別なので「絶対」とは言えませんが、「シェリー樽熟成の濃厚な甘み」という点において、マッカランに勝るとも劣らない、あるいはコストパフォーマンスで圧倒する銘柄は確実に存在します。

 

もしあなたが、マッカランの代わりになる「濃厚シェリー系ウイスキー」を探しているなら、次の2つの銘柄は絶対に外せません。

 

1. シェリー爆弾の異名を持つ「グレンドロナック」

 

 

マッカラン・シェリーオークが「上品な貴婦人」だとしたら、グレンドロナックは「着飾った濃厚な果実」です。

 

特に「グレンドロナック 12年」は、ウイスキー愛好家の間で「シェリーボム(シェリーの爆弾)」と呼ばれるほど、シェリー樽の影響を色濃く受けています。

 

マッカランと同じくシェリー樽100%で熟成されていますが、グレンドロナックは極甘口の「ペドロヒメネス樽」も使用しているため、マッカラン以上にこってりとしたベリージャムやチョコレートのような甘みを感じることができます。

 

お酒 ギフト ウイスキー ハイランド シングルモルト グレンドロナック ( Glendronach ) 12年 43° 700ml ≪ 専用箱入り 旧ボトル 正規品 ≫

 

価格もマッカランより数千円安く手に入ることが多く、「濃厚さ」を重視するなら満足度は非常に高いはずです。

 

2. コスパ最強の家族経営「グレンファークラス」

 

 

「とにかく安くて美味いシェリー系が飲みたい!」という方には、「グレンファークラス」が最強の選択肢です。

 

大手企業の傘下に入らず、今も家族経営を貫いている蒸留所で、広告宣伝費をかけない分、信じられないような良心的な価格でウイスキーを提供してくれています。

 

ガスバーナーではなく「直火焚き蒸留」という昔ながらの製法を守っており、力強くパワフルな味わいが特徴です。

 

特におすすめなのが、アルコール度数60%の「グレンファークラス 105」

 

グレンファークラス 105 700ml 正規 60度 スペイサイド モルト ウイスキー

 

これ、定価でも数千円台で買えるのに、味の濃さはマッカランの倍以上(度数が高いので当然ですが)あります。

 

加水して自分好みの濃さに調整できるので、家飲み用としては最高の相棒になりますよ。

 

結論:どう使い分ける?

ザ・マッカラン

圧倒的な「バランス」「気品」「ステータス」を味わいたい時や、贈り物に。

 

グレンドロナック

マッカラン以上の「濃厚な甘み」や「重厚感」を、少しお得に楽しみたい時に。

 

グレンファークラス

気兼ねなくガブガブ飲める「コスパ」と「力強さ」を求める時に。

 

「マッカランより美味しいか」は好みの問題ですが、これらのウイスキーを知っておくと、マッカランが手に入らない時や、お財布を休めたい時の強力な味方になってくれることは間違いありません。

 

マッカランうますぎという評判の総括

マッカランとダークチョコレートやドライフルーツのペアリングを楽しむ贅沢なリラックスタイム


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今回は「マッカラン うますぎ」という評判について、味の秘密や価格の理由、そして美味しい飲み方まで徹底的に検証してきました。

 

結論として、マッカランは「ただ高いだけではなく、それに見合うだけの圧倒的な手間とコストがかかった、間違いなく美味しいウイスキー」です。

 

正直なところ、1本1万円を超える(18年に至っては6万円超え!)価格は、決して安いとは言えません。

 

「コスパ」という物差しだけで測れば、他にも優秀なウイスキーはたくさんあります。

 

しかし、マッカランには他が真似できない「圧倒的な没入感」があります。

 

グラスに注いだ瞬間に広がる芳醇なシェリーの香り、とろりとした滑らかな口当たり、そして飲み込んだ後に長く続く幸福な余韻…。

 

これらは、効率を度外視して「シェリー樽」と「原酒の質」にこだわり抜いたマッカランだからこそたどり着ける境地です。

 

「シングルモルトのロールスロイス」という異名は、伊達ではありません。

 

 

自分へのご褒美に、あるいは大切な人と過ごす特別な夜に。

 

ぜひ一度、その「うますぎる」世界を体験してみてください。

 

きっと、あなたのウイスキーに対する価値観をガラリと変える、記憶に残る一本になるはずですよ。

 

注意ポイント

免責事項

本記事の情報は執筆時点(2025年〜2026年初頭)のものです。

メーカーによる価格改定や製品仕様の変更は頻繁に行われる可能性がありますので、最新の正確な情報は必ず公式サイトをご確認ください。

お酒は二十歳になってから。適量を楽しみましょう。

 

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